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【茨城】

「天心記念館」「野口雨情記念館」 北茨城ゆかりの文化人関連2施設、改修終える

リニューアルされた天心記念館。左奥が「日本美術院血脉図」。小泉さん(右端)の横の像は、釣りに赴く天心の姿を表した平櫛作の「五浦釣人」=北茨城市大津町五浦で

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 北茨城市にある市ゆかりの文化人関連の二施設がリニューアルされた。

 茨城大五浦美術文化研究所は、岡倉天心にまつわる資料を展示する「天心記念館」(大津町五浦)の改修を終えた。東日本大震災後、津波で流出した六角堂再建の紹介が中心だった展示を美術品中心に戻した。

 天心に始まる日本美術院の人脈を象徴的に描いた平山郁夫作「日本美術院血脉図」(複製)を正面に配置。天心を師と仰いだ平櫛田中作の像で、震災でケースが壊れた「活人箭(かつじんせん)」の展示を八年ぶりに再開した。

 天心が感化された五浦海岸の奇岩も並ぶ。新しい天心の解釈も加え「天心がなぜ五浦を愛したのかを理解できる内容」と元所長の小泉晋弥さんは胸を張る。

 六角堂を含め入場料は三百円。原則月曜休み。問い合わせは、研究所=電0293(46)0766。

 市歴史民俗資料館(野口雨情記念館、磯原町磯原)の改修も終わった。二億一千五百万円をかけ、一階を増設して二階にあった歴史民俗展示室を移し、バリアフリー化するなどした。

 六月九日まで野口雨情に関する特別展を開催。「赤い靴」「俵はごろごろ」などの歌詞と譜面が載った童謡集など約五十点を展示。中には竹久夢二が描いた挿絵も。雨情の妻の嫁入り道具も並ぶ。

 一般三百十円。原則月曜休館。問い合わせは、資料館=電0293(43)4160。(鈴木学)

野口雨情作詞の童謡集などが並ぶ特別展=北茨城市磯原町磯原で

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