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【茨城】

東海第二再稼働 是非を住民投票で 茨大教授「期待高まってる」

「県民投票フェス」で講演する茨城大の渋谷敦司教授

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 東海村にある日本原子力発電(原電)東海第二原発の再稼働の是非を問う住民投票の実現を目指す市民団体が十九日、イベント「県民投票フェス」を水戸市内で開いた。原発の周辺住民の意識調査を続けている茨城大の渋谷敦司教授(社会学)が住民投票への機運の高まりを説明し、県内外から参加した約百人が知見を深めた。

 渋谷教授は二〇一〇年から調査を始めた。東京電力福島第一原発事故を境に、住民投票の必要性を感じる人が増えており、東海村と隣接三市で昨年行った調査では、七割以上が再稼働の是非を住民投票などで一人一人に意見を聞くことを望んだという。

 背景には「従来の地方自治への諦めがある」と指摘。議員選挙などで原発への賛否が争点になりにくく、「選挙が住民意思を表明する機会にならない結果、住民投票への期待が高まったのでは」と語った。

 イベントは市民団体「いばらき原発県民投票の会」が主催。講演を踏まえて、参加者から「なぜ議員は原発の議論をしたがらないのか」などの質問が渋谷教授に寄せられた。 (山下葉月)

参加者同士で原発再稼働の是非を考える県民投票について話し合う場面もあった=いずれも水戸市で

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