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【茨城】

水戸市、ロケ地観光に力 北関東3市とも連携 地域活性化へ

映画「カメラを止めるな!」のロケ地ツアーで、シーンを再現する監督と俳優(中央の2人)を取り囲む参加者=2月24日、水戸市で

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 水戸市は、地域活性化につなげようと映画やドラマのロケ地を巡る「ロケツーリズム」に力を入れている。以前から北関東の魅力を高めるため協力してきた宇都宮、前橋、群馬県高崎の三市とも連携し、共通様式の「ロケ地カード」作成などで誘客を目指している。

 「あっちの方向から走ってきて、ここで『アクション!』」。二月下旬、巧みなストーリー展開で話題となった映画「カメラを止めるな!」の監督や俳優らの案内でロケ地を巡る四十人限定のツアー。水戸市内の浄水場で、主演俳優が撮影の様子を交えながらせりふを叫ぶと、参加者から拍手と歓声がわき起こった。

 奈良県大和郡山市から来た男性会社員(53)は「ロケ地に来られるなんて夢のようだ」と感動した様子。企画した水戸市の担当者は「水戸の認知度を高め、人の流れをつくりたい」と意気込む。

 北関東は東京からのアクセスも良く、ロケの実績が多いといい、水戸など四市は、ロケ地を活用した誘客策を検討。ロケ地の写真や撮影された作品名などを印刷したカードの作成を決めた。各市三カ所ずつ選び、場所を訪れたファンが記念に持ち帰れるようにする。

 水戸市は、浄水場や映画「図書館戦争」が撮影された図書館を採用。四市にゆかりのある作品の上映会を開くことも計画している。

 ロケツーリズム協議会(東京)の担当者は「ロケ中に制作側の許可を得て看板や観光マップを作り、作品の上映や放送終了後も人気を持続させている例もある。先を見越して動くことが、成功の鍵だ」と話している。

 

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