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【茨城】

東海第二巡る有識者懇 名簿非公開で日立市長「第三者の圧力防ぐ」

非公開の理由について説明する小川春樹日立市長=市役所で

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 東海村の日本原子力発電(原電)東海第二原発の再稼働の際、事前同意を必要とする日立市で、是非の判断に必要な市民の声を反映させるための懇談会が非公開だったことを巡り、小川春樹市長は五日の定例会見で「自由闊達(かったつ)な意見を求めたかった。公開によって、その動きが阻まれることはあってはならない」と説明した。今後も懇談会は公開しないという。

 市は四日、市民や原発メーカーの日立製作所の関係者、学識経験者ら計二十二人の委員でつくる懇談会を初開催。だが、名簿や会議内容は非公開。後日、発言者を伏せた形で議事録を公開するとしている。

 名簿を非公開にしたことに、小川市長は、市民が原発問題に関心があるとした上で、「第三者からの圧力を想定した。名簿が出ることで(委員の)自宅に電話がいくかもしれない」と話した。

 再稼働の判断について、議会や懇談会の議論を重視した上で「いろんな方の意見を聞かなくてはならない。懇談会をもってだけ、市民の声として受け止めることはしない」と述べ、今後もさまざまな方法で市民の意見を聞くとした。(山下葉月)

 

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