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【茨城】

豆の在来種、良さ味わって 16日に料理やスイーツ楽しむ催し

カフェ「言の葉」に展示している小豆の在来種=いずれも笠間市で

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 日本の在来種や固有種の豆の良さを多くの人に知ってもらおうと、笠間市のカフェ「言の葉」は十六日、常陸太田市に伝わる小豆「娘来た」などさまざまな豆を使った料理やスイーツを楽しめるイベント「豆まるしぇ」を開く。食卓に並ぶ豆は輸入や外来種の栽培が主流で、イベントを通じ、在来種や固有種を栽培する農家を応援したいとしている。 (水谷エリナ)

 スタッフの金木ゆう子さん(49)によると、栽培される豆は、外来種に押され、県内では常陸太田市などの農家がほそぼそと取り組んでいるという。農家の高齢化も進み「このままでは在来種がなくなってしまう」と危機感を募らす。

 言の葉では「娘来た」を農家から買い入れ、ぜんざいやパフェなどのスイーツに使っているほか、北海道で生産された在来種の豆などを販売している。

 金木さんは「在来種の大豆で作った豆腐や油揚げは味が濃くて甘みがある」と話す。在来種の小豆は皮がやわらかい特徴があるといい「おいしいですよ」とPRする。

 在来種のおいしさや、生産と消費が減っている現状を知ってもらい、生産者と消費者をつなげる役目を果たそうと三月に一回目の豆まるしぇを開いた。豆を使ったカレーやぜんざいを提供し、完売するなど好評だったという。県内の食品会社や農園による豆製品などの販売もあった。

 十六日のイベントは正午から午後三時まで。県内のほか、栃木の食品会社や農園などがブースを出店する。好みのおかずやデザートなどを買って好みの豆御膳が食べられるほか、豆製品などを買うこともできる。

 オーナーの二宮真美さん(51)は「大切に受け継がれてきたものを食べる人につなげる窓口になりたい。作り手と食べる人のほっこりした関係ができたらうれしい」と来場を呼び掛ける。問い合わせは言の葉=電0296(85)5402=へ。

3月に開かれた「豆まるしぇ」の様子(言の葉提供)

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