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【茨城】

千波湖近くのボウリング場跡、公園に 水戸市、年度内取得へ関連議案

東日本大震災で被災し、閉館したレイクサイドボウル。左奥には千波湖が広がる=水戸市で

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 水戸市民の憩いの場・千波湖の近くにあり、二〇一一年三月の東日本大震災の影響で閉館したボウリング場「レイクサイドボウル」の跡地について、市は本年度中に公園用地として取得する。湖の景観と合うように整備を進めていく。 (山下葉月)

 市公園緑地課によると、レイクサイドボウルは一九六九年にオープン。鉄筋コンクリート造り二階建てで、ボウリング場やゲームセンター、レストランなどが入っていた。震災直前、市内のボウリング場は他に一カ所しかなく、「水戸の若者が夜遅くまで楽しめる数少ない場所」(市の担当者)として長年、多くの市民に親しまれてきた。

 だが、震災で天井の一部落下やレーンのゆがみなどの被害を受け閉館。約一万三千平方メートルの敷地には、廃虚と化した建物が残った。近くの偕楽園公園の展望台からも建物の一部が見えるなど、周囲の景観を損ねていた。

 そこで市は震災直後から地権者と用地取得へ向け交渉し、昨冬ようやく話がまとまった。取得費は約三億七千六百万円で、約45%は社会整備に関する国の補助金。土地取得関連議案を五日に開会した定例議会に提出しており、可決されれば、地権者による建物の解体を経て、本年度中に取得する。

 高橋靖市長は先月の定例会見で「市民の憩いの場として親しまれている千波湖近くに巨大な廃虚があるのはマイナスイメージだった。民間の知恵を借り、公園の利活用を図っていく」と述べた。

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