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【茨城】

公共事業発注「3業者 恣意的に排除」 損賠訴訟で牛久市敗訴

 牛久市が発注する公共事業で、前市長の選挙を応援しなかったことを理由に、入札の指名から不当に排除されたとして、市内の三業者が市を相手取り、計六千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決があり、水戸地裁土浦支部(針塚遵裁判長)は十九日、市に計約一千万円の損害賠償を命じた。

 針塚裁判長は判決で「過小な事柄で不相当な期間、市は業者を指名しなかったと評価せざるを得ない。市が業者を指名しなかったことは、裁量の範囲を超えた扱いとして違法」と指摘した。

 判決によると、市内の土木業や造園業を営む三業者は四〜十年、市が発注する事業の入札で、指名されず参加できなかったなどとした。

 業者側は、前市長の池辺勝幸さんの選挙活動に協力しなかったことなどをきっかけに、指名から排除されたのは恣意(しい)的で違法だとして、二〇一三年六月に提訴していた。

 当初は四業者が訴えていたが、一業者は取り下げた。

 判決を受け、原告の一人の細谷和之さん(71)は「意に沿った判決でほっとしている。金額があまりにも少なくて不満が残るが、区切りを迎えることができた」と話した。

 根本洋治市長は「判決文をよく読んだ上で適切に対応したい」とコメントした。

 

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