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【茨城】

映像で学ぶ再稼働の危険 牛久で県内初上映 制作者が講演

ドキュメンタリー上映後、東海第二を巡る問題について語る遠藤さん=牛久市で

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 再稼働が現実味を帯びている東海村の日本原子力発電(原電)東海第二原発をテーマとしたドキュメンタリー「恐怖のカウントダウン−東海第二原発を止めたい−」(二〇一八年公開)の上映会が二十九日、牛久市であった。約四十人が参加し、再稼働に伴うさまざまな問題へ理解を深めた。 (越田普之)

 上映会は都内や千葉、神奈川県で開かれてきたが、県内では今回が初めて。市民団体「原発いらない牛久の会」が企画した。

 ドキュメンタリーは、ビデオジャーナリストの遠藤大輔さん(53)が制作。東京電力福島第一原発事故で、福島県いわき市から東京都内へ自主避難した鴨下祐也さんの協力の下、撮影と編集をした。東海第二が抱える技術的なリスクのほか、避難の問題や反対運動などを三十分にまとめている。

 上映後に講演した遠藤さんは「私たちは避難か被ばくかという究極の選択を突きつけられている」と問題提起。県民の生命財産を守る立場にある県の姿勢にも触れ、「国の言いなりになっていていいのか」と疑問を呈した。

 遠藤さんは取材に対し、「東海第二で事故が起きれば(東京に住む)自分も当事者になる」と危機感を示し「科学的な考察からも、原発はあってはならない技術。ドキュメンタリーのタイトルは自分と鴨下さんの共通の思いだ」と語った。

 

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