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【茨城】

「現代の美人画」に挑む きょうから江口寿史展 筑西のしもだて美術館

作品について振り返りながら、笑顔を見せる江口さん=筑西市で

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 漫画「すすめ!!パイレーツ」や「ストップ!!ひばりくん!」で知られ、日本を代表するイラストレーターとしても活動する江口寿史さん(63)のイラストレーション展「彼女」(東京新聞など主催)が、十三日から筑西市のしもだて美術館で始まる。「現代の美人画」に挑んできた江口さんの軌跡と、今の挑戦の一端に触れることができる。

 江口さんは熊本県水俣市出身で、中学三年で千葉県野田市に移り住んだ。千葉県立柏高卒業後、一九七七年に週刊少年ジャンプでデビュー。漫画に登場する女性の絵が注目され、八〇年代からイラストレーターとして活躍の場を広げ、雑誌の扉絵などを数多く手掛けてきた。

 江口さんは、十二日の内覧会で「ジャンプでの連載時、女の子をかわいく描くと評判がよかったため、力を入れるようになった」と説明。女性をリアルに描こうと技術を磨いてきたが、現在では「それを超えた単純さを追い求めている」と語った。

 内覧会後に取材に応じた江口さんは「女性の魅力にあこがれがあり、尊敬の念を込めて描いている。絵を見てドキドキ感を持ってもらえたら」と話し、世代や性別を超えて鑑賞してもらうことに期待を寄せた。

 しもだて美術館の学芸員で、イラスト展を担当する木植(きうえ)繁さん(52)は「女性をモデルにしたイラストで日本有数の方。首都圏の江口ファンにたくさん来てもらいたい」と話した。 (越田普之)

 

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