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【茨城】

江口さんが「女性画」実演 筑西でイラスト展 ファンら感動

多くの来場者が見守る中、ライブスケッチでペンを走らせる江口さん(右奥)=いずれも筑西市で

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 筑西市のしもだて美術館で開かれている漫画家江口寿史さん(63)のイラストレーション展「彼女」(東京新聞など主催)で十四日、江口さんが会場で女性の肖像を描く「ライブスケッチ」があった。江口さんは、約六百通の応募から選ばれた二十人を次々と描き上げ、会場を埋めたファンの感嘆を誘っていた。

 江口さんにとって、ライブスケッチは新たな描き方などを試す場だといい、「(モデルに)絵の練習に付き合ってもらっているような感じ」と語る。以前からイベントなどで継続的に取り組み、その際の作品や動画は今回のものを含め、イラスト展で見ることができる。

 江口さんはこの日、描き出す前にモデルの女性を十〜二十秒ほどじっと観察。その後、愛用する市販のボールペンを走らせながら、合間に「どこから来たの」「腕を組んで」などと話し掛けていた。一枚を十分ほどで完成させると、大きな拍手が送られた。

 トップバッターだった東京都八王子市の会社員石井麻里花さん(25)は、筑西市の会社員鈴木啓太さん(25)と二十二日に婚姻届を出す予定。義理の母となる鈴木五月さん(60)が、結婚の記念にと応募してくれて当選したという。麻里花さんは「ホクロも描いてあって特徴がとらえられていた。実物よりかわいい」とはにかんでいた。

 埼玉県川口市の高校一年金田紀乃(ことの)さん(15)と中学二年信乃(しの)さん(13)は、姉妹で当選。二人とも、父親秀則さん(51)の影響で江口ファンになったという。紀乃さんは自画像を手に「緊張したけど、一生に一度と思って楽しんだ」。信乃さんは「先生の描く女性はすごくきれい。描いてもらえてうれしい」と感動していた。

 イラスト展は九月十六日まで。 (越田普之)

江口さんに描いてもらった肖像画を手にする石井さん(右)と婚約者の鈴木さん

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