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【茨城】

日立空襲を忘れない 被害など伝える写真展 市郷土博物館

「戦災と生活」をテーマに、戦争当時の貴重な写真資料が展示される会場=日立市で

写真

 太平洋戦争時、軍需産業都市だった日立市が戦争で受けた被害などを伝える写真展「戦災と生活」が、市郷土博物館で開かれている。二十八日まで。

 戦時中、市内の日立製作所の工場では航空機の関連部品や高射砲などを生産していた。その工場を狙い、米軍は戦争末期の一九四五年六月十日と七月十九日に空襲、七月十七日には艦砲射撃を行った。三度の激しい攻撃で市街地は焼け野原となり、市民約千五百八十人が犠牲になった。

 写真展は戦争被害を風化させないよう二〇一五年から毎年、空襲があった時期に合わせて博物館が開催し、当時の暮らしぶりとともに伝える。

 今年は、焼け野原となった街や駅で軍人を見送る市民、千人針を作る女性の姿など、市民や企業から提供された写真から約四十点が展示された。

 学芸員は「戦争の悲惨さを知り、身近な歴史としてとらえてもらえれば」と話している。

 午前九時半〜午後四時半。観覧無料。 (山下葉月)

 

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