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【茨城】

<つなぐ 戦後74年> 写真で見る 日立の戦災 16日まで「平和展」

米軍による空襲被害などを伝える写真パネル=日立市で

写真

 太平洋戦争時に日立市が受けた空襲などによる被害や当時の生活の様子を写真や実物資料で紹介する「日立市平和展」が、同市の日立シビックセンターで開かれている。十六日まで。

 米軍による一九四五年六月十日の空襲や七月十七日の艦砲射撃などによって、骨組みだけになった工場や焼け野原になった市街地の写真パネルが並んでいる。日立高等女学校(現日立第二高校)の生徒たちが戦地へ慰問袋を送ったり、勤労動員された市民が工場で働いたりする様子を撮影した写真もある。

 そのほか、防空頭巾や千人針など、当時使われていた実物資料も展示されている。

 会場を訪れていた古川容子さん(84)=同市大久保町=は、おばが艦砲射撃の時に砲弾の破片が首に刺さって亡くなった。「戦地に赴く友人の父を見送ったこともあり、写真を見ていたら当時を思い出した。戦争がない世の中になってほしい」と目頭を押さえた。

 会場では、広島と長崎の原爆被害を伝えるパネルも展示されている。入場無料で午前十時から午後六時(最終日は午後四時)まで。十五日には午後零時半から、日立市の戦災体験者二人が体験談を交えながら展示物を案内する。問い合わせは日立市文化・国際課=電0294(22)3111=へ。 (松村真一郎)

 

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