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【茨城】

参院選落選、藤田さん「政治家引退しない」 今後の出馬は「未定」

取材に応じる藤田さん=水戸市で

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 三選を目指した七月の参院選で、立憲民主の比例代表で立候補し落選した藤田幸久さん(69)が本紙の取材に応じた。「政治家は引退しない」と明言する一方、今後の出馬には「党との相談」と未定とした。

 藤田さんは当初、国民民主の公認候補として茨城選挙区での出馬を表明していたが今年一月、立民に電撃移籍することを表明。茨城選挙区で、立民と国民が全面的な選挙協力ができなくなる一因となった。

 「昨年の県議選で、県民は国民より立民を支持していることがはっきりした。私も政策的に立民に近く、移籍はその受け皿になるためだった」と説明する。

 その上で「茨城選挙区で自民に二議席独占をさせないため、候補者を立民か国民のどちらかに絞る必要があった。立民が候補者を発表するとの情報があり、あのタイミングで移るしかなかったが、事前相談が十分でないまま行動したことで反発を招く結果になった」と明かした。

 立民と国民との候補者調整は混迷し、藤田さんの比例転出が発表されたのは五月末。「候補者選定は党の主導。新人擁立が既定路線なら、早い時期に決めてもらえれば違う結果になったかもしれない。公示まで一カ月余での比例転出は厳しく、判断が甘かった」

 結果的に自民は二人目を立てず、野党の議席を守る目的は果たされた。心境を尋ねると、外交など取り組みたいことがあり「現職でないことが残念」という。 「政治家は引退しない。党から選挙の提示があれば検討する。当面は議員になる前からの国際非政府組織(NGO)関係の活動は続けていく。議席は失ったが、世直し活動の本舞台はまだ先にあると思っている」と話した。 

  (鈴木学)

 

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