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【茨城】

<茨食健美 大和沙織のこだわりレシピ>ナスの梅酢豚 夏バテ気味の体に

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 八月も残すところ一週間となりました。子ども時代なら、私はたっぷりと寝かせていた宿題に埋もれているころだと思います。皆さんはいかがでしたか?

 連日の暑さで夏バテ気味の体にぴったりな「ナスの梅酢豚」をご紹介します。

 梅干しの塩分、酸味を利用します。梅干しの種類は何でも大丈夫。甘みが少ない種類をそのまま使ってもさっぱりとおいしいですし、ケチャップやみりんを大さじ一くらい追加して甘みを足してもおいしいです。

 蜂蜜入りなど甘みがある種類だとより甘酢っぽくなり、お子さんも食べやすいと思います。少しこんがりと焼き目を付けると、より食欲をそそります。梅干しの香りが飛ばないように最後に火を止めてから加えるようにしています。

 酢豚ですが、揚げませんし、油も小さじ一(約三十七キロカロリー)と少量で、ヘルシーです。油は目分量で入れると、大さじ一ぐらいを入れてしまうので、量って入れてみてください。

 また、豚ヒレ肉は肉の部位の中でも脂が少なく、夏バテ予防に効くビタミンB1が多く、さらに鉄分も豊富です。ヒレ肉に含まれる鉄分(ヘム鉄)はプルーンやホウレンソウ、ひじきなどに多く含まれている鉄分(非ヘム鉄)とは種類が異なり吸収率が良いので、効率良く体内で使われます。

 貧血気味な方、中でもレバーが苦手な方には特にオススメです。非ヘム鉄もビタミンCと一緒に取ると吸収率が上がるので、取る時は少し意識してみましょう。ビタミンCは生野菜やフルーツに多いです。

 夏から秋にかけて茨城でたくさん採れるナス。カリウムが豊富で利尿作用があり、むくみや高血圧対策に有効です。特徴的な紫色は、ナスだけにナスニンと呼ばれ、紫外線やストレス等で増え、老化やがんを引き起こす原因と言われる活性酸素を減らす働きがあります。宿題に追われる子どもがいたら、食べるといいよと教えてあげてください。

◆材料1人分(128キロカロリー)

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豚ヒレ肉  100グラム

塩  少々

こしょう  少々

ごま油  小1

ナス  2本(正味200グラム)

しょうゆ  大1/2

梅干し  5粒(正味50グラム)

◆作り方

(1)豚ヒレ肉は一口大にそぎ切りにし、塩こしょうを軽く振る。

(2)梅干しは種を取り除き、梅肉を細かくたたく。ナスは一口大の乱切りにする。

(3)フライパンにごま油を入れて中火で熱し、豚ヒレ肉を入れる。

(4)片面がこんがり焼けたら返し、ナスを加え炒める。

(5)ナスがしんなりしてきたらしょうゆを加え絡め、火を止めて梅肉を加えてあえる。

<やまと・さおり> 管理栄養士、料理研究家。1989年、水戸市生まれ。東京農大卒。市内で「お料理教室オムスビ」を開講している。

 

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