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【茨城】

市民団体「危険な老朽原発動かすな」 東京・原電本店前で

原電本店前で東海第二原発の再稼働や運転延長への反対を訴える人たち=東京都台東区で

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 東海第二原発の再稼働や運転延長に反対する集会が四日、東京都台東区の原電本店前であり、集まった約七十人が「オンボロ原発動かすな」「避難計画不可能だ」とシュプレヒコールを上げた。

 首都圏の市民グループなどでつくる「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」が主催。集会に先立ち、世話人のメンバーらが村松衛社長宛ての公開質問状を原電本店に届けたが、受け取りを拒否されたという。

 集会で、脱原発や再生可能エネルギー普及に取り組む「いのちをつなぐ会」の佐藤真一さん(71)=利根町=がマイクを握り、「危険な老朽原発を再稼働して事故の責任を取れるのか。国民の命より金もうけの方が大切か」と原電の経営姿勢を厳しく批判。再生エネへの転換が必要だと訴えた。

 「いばらき原発県民投票の会」の吉村大介さん(44)=つくば市=は、東海第二再稼働の是非を問う住民投票の実現に向け、県条例制定を求める運動への協力を呼び掛けた。

 東海第二は昨年十一月、原則四十年の運転期限を既に迎えたが、原子力規制委員会が最長二十年の運転延長を認めた。だが、原発三十キロ圏に約九十四万人が暮らす人口密集地域で、事故時の避難計画作りは難航。原電と安全協定を結ぶ周辺六市村が再稼働に同意する見通しは立っていない。

 (宮尾幹成)

 

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