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【茨城】

豚コレラ ワクチン接種、希望多数 国対応遅れに批判も

 豚コレラ対策として養豚場の豚にワクチンを接種するとの国の方針を受け、県養豚協会の倉持信之会長(66)=坂東市=は二十日、本紙の取材に「感染の不安が払拭(ふっしょく)されるなら、茨城でも使用したい」と予防的な接種に前向きな姿勢を示した。協会が始めた意向調査では、ワクチン接種の希望者が多く、国の対応の遅れを問題視する声もあった。

 県畜産課によると、県内では、全国六位の四十六万六千四百頭の豚が飼養されている。

 倉持会長は「接種のリスクもあるが、コレラが確認された場合の養豚場の全頭殺処分には堪えられない。武器があるなら使うべきだ」と指摘。県内の養豚業者の意向を確認するため、協会は十七日から会員以外も含め二百九十一戸に意向調査を郵送した。

 結果を取りまとめ来週にも大井川和彦知事あてに提出予定。関東各県の協会と連携した調査で、各知事に歩調を合わせて国への働き掛けを要請する狙いだ。

 事務局によると二十日現在の回答は八十六戸。「全頭殺処分になっては、経営再建できない」など接種希望がほとんど。「希望しない」は四戸で、「今更なんだ」と国の対応の遅れへの怒りを記した回答もあったという。 (鈴木学)

 

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