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【茨城】

日本のトリュフや野生のキノコ紹介 つくばの国立科学博物館で展示

さまざまな種類のキノコを興味深そうに見る来園者=つくば市で

写真

 高級食材として知られるトリュフだが、日本でも採れることはあまり知られていない。日本と世界のさまざまなトリュフや野生のキノコを紹介する企画展「きのこ展〜地下にもぐったふしぎなきのこたち〜」が、つくば市天久保の国立科学博物館筑波実験植物園で開かれている。二十九日まで。

 きのこ展は今年で九回を数える人気企画。トリュフのコーナーでは標本や写真で生態を解説している。植物研究部の保坂健太郎さん(42)によると、日本でも高級食材の黒トリュフをはじめとする多様なトリュフが自生しているが、「幻のキノコ」と呼ばれる松露しか利用されてこなかった。

 敷地内の温室では、全国各地で採取された野生キノコなど二百五十点以上が展示され、直接触ったりにおいをかいだりすることもできる。

 三連休の最終日となった二十三日、園内は多くの家族連れらでにぎわった。「日本を代表する菌類たち」と題したセミナーもあり、植物研究部の細矢剛さん(55)が奈良時代でもカビを使って酒を造っていたことなどを紹介。「菌類は立派な研究や生活の資源だ」と話した。

 期間中、係員が園内に生えているキノコを案内するなどのイベントも企画されている。開園時間は午前九時から午後四時半まで。 (水谷エリナ)

 

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