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【茨城】

9月の台風15号 県内被害60億円超に ミニトマトや農業用施設際立つ

 強い風雨を伴った台風15号が県内を襲ってから、まもなく1カ月。農林水産物の被害額について、県は、最終的に推計60億5400万円に上ると発表した。県農業技術課によると、1989年以降に発生した自然災害で6番目の被害額となった。 (鈴木学)

 内訳は、農作物が十五億二千七百万円、農業用施設が四十四億五千六百万円、林業・水産業関係のその他が七千万円となった。

 農作物で最も被害額が大きいのはミニトマトで、三億四千百万円。鉾田市、鹿嶋市など四市町で茎や葉が傷むなどの被害が出た。また、ピーマンが三億五百万円、トマトが一億八百万円、コマツナが八千七百万円、オオバが八千万円などとなっている。農業用のパイプハウスなどの損壊は、日立市や下妻市など三十六市町村で計六千七十二カ所に上った。

 農業被害額が五十億円を超えたのは、鬼怒川の堤防が決壊した二〇一五年九月の関東・東北豪雨の百二十一億二千四百万円以来四年ぶり。台風被害では、一九九一年九月の台風18号の七十六億六千九百万円に次ぐ規模となった。

 国や県、市町村は、台風15号による農作物の生産・加工に必要な施設の再建や修繕の事業費の最大四割、倒壊した農作物生産に必要な施設の撤去に最大六割を支援することを決めた。

 JAグループ茨城なども、台風15号による農業被害に対する融資制度を創設している。

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