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【茨城】

取手いじめ自殺 「複数担任制」提言へ 15日から意見公募

 取手市で二〇一五年に市立中学三年の女子生徒=当時(15)=がいじめで自殺した問題で、市が設置した学識者らによる「市いじめ問題専門委員会」(委員長・藤川大祐千葉大教授)は、複数教員による担任制度の導入など再発防止策の素案をまとめた。十五日から素案への意見を公募し、来年一月末にも防止策を市教委に提言する。

 素案は、学校に十項目、市教委には五項目を提言している。

 学校に対しては、担任一人で対応できなかったことを踏まえ「全員担任制」や「複数担任制」など、複数の教員で生徒を見る制度の導入を求めた。都内の学校の例を参考に、一週間ごとに担任が代わったり、面談する教員を選べるようにする具体例も挙げた。

 このほか、生徒の悩みや課題などの情報を教員同士で情報共有するため、「教育相談部会」を定期的に開き、主任などの担当教員を置くことも提案した。

 市教委に対しては、いじめなどの重大事態に対し、学校の意見を確認して対応するよう求めている。

 意見公募の期間は一カ月間で、素案は市のホームページで公開されるほか、市役所や支所、公民館などでも閲覧できる。専門委は大学教授や弁護士ら六人が委員。市教委の一連の不適切な対応を受け、昨年に設置された。 (宮本隆康)

 

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