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【茨城】

障害者スポーツ大会中止 台風19号接近で 大会史上初「残念」

全国障害者スポーツ大会の中止を発表する県国体・障害者スポーツ大会局の石田局長(右から2人目)ら=県庁で

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 県は十日、大型で猛烈な台風19号が関東地方に接近することに伴い、十二日から十四日まで開催予定だった全国障害者スポーツ大会(いきいき茨城ゆめ大会)の中止を決めた。大会が始まった二〇〇一年以降、中止は初めてで、大会関係者からは「残念」との声が漏れた。

 台風19号は十二日に関東地方へ接近し、JR東日本が列車を計画運休させる見込み。競技運営をする人たちの交通を確保できない可能性もあることから、県は正式競技十三競技のうち、九日に六競技の中止を決め、十日に新たに三競技を追加。計九競技を取りやめることになった。

 県によると、日本障がい者スポーツ協会の規定で、実施できない競技が全体の三分の二に達した場合、大会を中止することになっており、県は協会やスポーツ庁と協議し、大会の中止を決定した。大会の延期は規定になく、親善試合や交流試合も行わない。

 大会には四十七都道府県と二十政令指定都市の選手ら約五千八百人が出場する予定だった。既に到着している約二千五百人にも各都道府県を通じて中止の連絡をしている。

 県国体・障害者スポーツ大会局の石田奈緒子局長は「出場者には、いい会場で、県民が温かく迎えてくれたとの思いを、必ずしてもらえると信じていた。本当に残念だと思う」と話した。

 福井県の選手団はこの日、結団式が開かれた後に、中止の連絡を受けた。フライングディスク競技で出場すれば、全国最年長出場の可能性もあった福井県坂井市の松浦藤信さん(88)は「とても残念。この年では『来年も』とは簡単に言えないからね」と話していた。

 (水谷エリナ、藤共生)

 

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