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【茨城】

台風19号 国道の一部、通行止め続く 水戸北IC周辺

那珂川が氾濫した15日の現場付近。冠水が続き、道路にはホームセンターの商品が散乱していた

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 那珂川などが氾濫し、冠水が続いていた水戸市飯富町の常磐道水戸北スマートインターチェンジ(IC)付近では十六日、水が引きICや商店の姿がはっきりと見えるようになった。店舗が全て水没したホームセンター「山新渡里店」は泥に覆われ、商品が周囲に散乱し、再開の見通しが立たない。

 「全滅です」。店長の大島隆文さん(41)は、言葉少なに語った。

 店舗は辺り一面が厚い汚泥に覆われ、足元が滑りやすく、鼻を突く異臭が漂う。商品は五十メートルほど離れたところにも散らばっていた。宝くじ売り場は土台から倒れ、横向きに。最高で四メートル弱が浸水した店内は、がれきに阻まれ、近づくことさえ難しい状況だった。

 大島さんによると、氾濫した那珂川の支流の田野川との間には田んぼがあり、冠水するのは田んぼまでという想定だった。店舗の敷地全てが水につかったことに、「想定をかなり上回った」と話す。

水が引いた16日の国道123号=いずれも水戸市渡里町で

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 復旧に向け、どこから手を付けたらいいのか分からず、大島さんは「人力ではもうどうしようもないのでは」と吐露する。散乱した商品の回収を進めるが、今後については未定という。

 冠水していた国道123号は水が引いたものの、泥が広がっていた。そのため、作業員が泥を撤去する作業を進めた。IC付近でも、道路を清掃する作業員の姿が確認できた。

 IC周辺では、県道63号と県道51号の通行止めは、十六日夜に解除された。123号は、水戸市方面からICまでが解除されたが、ICから城里町方面の二・一キロは依然として通行止めが続いている。

  (松村真一郎)

汚泥や商品が散乱する山新渡里店の敷地内

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