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【茨城】

台風19号 水郡線・常陸大子−郡山の復旧に1カ月 建物被害は県内で1719軒

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 台風19号で、水戸市と常陸大宮市は16日、浸水の危険性がなくなったとして、避難指示を解除した。これで県内に出されていた避難指示はすべて解除された。ただ、断水や停電が続いているほか、自宅の片付けなどに追われる避難者の疲れは癒やされていない。

 JR東日本水戸支社によると、水郡線で不通になっている常陸大子(大子町)−郡山(福島県)は、復旧工事に約一カ月かかる見込み。ただ、橋梁(きょうりょう)が流された常陸大宮(常陸大宮市)−常陸大子は復旧の見通しが立っていない。

 このため、十六日から一日四往復(八便)の臨時バスを運行。常陸大宮発の目安は午前七時十分、八時二十分、午後六時二十五分、七時五十五分。常陸大子発は午前五時四十分、六時三十分、午後四時四十五分、六時二十分となっている。

 県災害対策本部の十六日午後三時現在のまとめによると、国、県管理の河川すべてで浸水が解消された。避難指示、避難勧告などもすべて解除になった。

 これまでに確認できた建物被害は千七百十九軒にまで膨らんでいる。内訳は半壊一(行方市)、一部損壊二十二(八市町村)、床上浸水千三百二十七(十五市町)、床下浸水三百六十九(二十一市町)。水戸市や大洗町、城里町などでは把握できておらず、被害はさらに増える見通しだ。

 ライフラインで、東京電力は午後五時現在、停電が解消したとしている。断水は常陸大宮市や水戸市、大子町で、計一万二千二百二十七軒に上っている。

     ◇

 被災した県民を対象に、県営住宅を一時的に無償提供するための募集が始まった。被災状況などで申し込みを受け付ける。提供するのは、水戸市などにある共同住宅計六百七十六戸で、県住宅管理センターのホームページで確認できる。

 住宅使用料は無料だが、共益費の負担はある。一時使用期間は最長一年。募集は二十三日まで。申し込みはセンターの水戸センター=電029(226)3350=へ。市町村営住宅でも三百五十四戸が提供可能という。 (鈴木学)

 

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