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【茨城】

台風19号 きょう1週間 避難者、4市町で242人

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 台風19号が本県を直撃し、十九日で一週間になる。被災地では断水などは解消されつつあるが、自宅に戻れず避難を強いられている人が水戸市、常陸大宮市、常陸太田市、大子町の四市町で二百四十二人おり、復旧の道のりは遠い。十九日は雨が予想されることから、土砂崩れなどが新たに発生しないか注意が必要になる。

 県災害対策本部によると、水戸、常陸太田、常陸大宮、大子、ひたちなかの五市町の災害ボランティアセンターは十九日は雨予報のため、いずれも受け入れ中止を決めた。

 被災者を受け入れる公営住宅の入居申し込みも始まっており、県営と市町村営で計千三十二戸が提供可能としている。

 十八日午後三時現在で死者は二人、行方不明者一人、重軽傷者十七人。建物被害は二千六百四十三軒。内訳は全壊十四軒、半壊八十五軒、一部損壊六十一軒、床上浸水千六百二十四軒、床下浸水八百五十九軒となっている。これまで判明していなかった水戸市の状況が一部、明らかになった。

 避難者は十三日午前十一時時点で二万一千八百三十二人いたが、四市町で二百四十二人になった。

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 ライフラインでは、常陸大宮市で断水が解消されたが、大子町と水戸市の計千六百八十一軒で今も続いている。停電が一時、最多で約五万三千六百軒に上ったが、東京電力は十六日午後に解消したと発表。ただ、「隠れ停電」がある可能性もある。

 河川関係で国管理の五河川、県管理の三十七河川・二砂防施設での決壊、溢水(いっすい)などは九十カ所に及んだ。十六日には浸水が解消された。災害救助法の適用が決まった自治体は二十三市町に上っている。

 農林水産業の被害は十八日午前十一時現在で、推計約二十八億五千七百万円に上っている。学校関係は、公立小中学校は二十一日は全校が通常授業。県立学校で唯一、休校中の鬼怒商高は二十四日まで休校し、二十五日から授業再開の見通しとなった。

 県防災・危機管理課の飛田聡志課長は、台風から一週間となり復旧復興のステージに入ってきたとする。

 「被害の大きかった水戸市などに他県から応援をもらい、被災家屋の調査や罹災(りさい)証明書発行の手続きに入っている。申請に早く対応できる体制を組み、災害ごみも迅速に処理できるよう市町村と連携する」と話す。 (鈴木学)

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