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【茨城】

「妥協許さぬ作風」 古河市内で故・河野さん篆刻展

 二〇一七年に六十九歳で亡くなった篆刻(てんこく)家の河野(かわの)隆さんの遺作展が、古河市中央町の篆刻美術館と古河街角美術館で開かれている。十一月十八日まで。

 河野さんは大分県臼杵市出身。戦後を代表する篆刻家として古河で活躍した生井子華(いくいしか)(一九〇四〜八九年)に師事し、日展特選を受賞、審査員まで務めた。

 古河市が九一年、生井の作品を展示する目的で篆刻美術館を開館した際には、企画運営に力を尽くした。

 遺作展では、中国のめでたい言葉などを彫り込んだ篆刻作品を中心に約八十点が並ぶ。文字を彫った石(印材)も展示している。

 篆刻美術館の植竹正美館長は「基本に忠実で、一切の妥協を許さない真正面を向いた作風。河野芸術の一端を楽しんでほしい」と話している。

 二十五日は休館。問い合わせは同館=電0280(22)5611=へ。 (佐藤圭)

 

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