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【茨城】

台風19号 避難所、いまだ219人 県内の通行規制全て解除

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 台風19号で、県内の国道と県道の通行規制は二十三日で、全て解除となった。また、大きな被害が出た大子町の断水は解消し、県内での断水はすべてなくなった。ライフラインは復旧してきたが、いまだに水戸市などで二百十九人が避難所暮らしを強いられ、住民の生活再建は道半ばだ。 (鈴木学)

 県災害対策本部のまとめによると、一般道で最後まで全面通行止めが残っていた高萩市下君田−福島県境の県道高萩塙線が二十三日午後四時に解除になった。

 また、常陸太田市上深荻町の県道十王里美線と、小美玉市羽鳥の国道355号も片側交互通行が解除になったことから、県内の国道、県道の通行規制は全て解除となった。

 自動料金収受システム(ETC)設備などが水没し閉鎖中の常磐道水戸北スマートインターチェンジは、年内解除を目標に復旧作業が進んでいる。

 二十三日午後二時現在で、確認された建物損壊は三千九百八十棟。内訳は全壊が二百四十六棟、半壊が千九百十七棟。ともに水戸市の被害が大きい。なお確認中で、さらに増える可能性もある。

 台風15号と19号の建物被害を受け、水戸、常陸太田、常陸大宮、大子の四市町については、被災生活者再建支援法の適用が決まった。住宅の全壊や大規模半壊など被害の程度や、再建方法に応じ最大三百万円が支給される。

 県管理河川の被災が新たに判明した。これまで三十七河川・二砂防施設で被災箇所は七十七カ所としていたが、五十九河川・二砂防施設・三海岸・一ダムの百三十五カ所に改めた。堤防決壊は六カ所で、緊急復旧は全て終えたという。

 農林水産物の推計被害額は約四十五億三千三百万円に拡大している。

 内訳は、農作物被害が約十一億三千八百万円、農業用施設が約三億一千六百万円、農地・土地改良施設が二十四億九千四百万円などとなっている。

 

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