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【茨城】

土浦花火 今年も爆発事故 観客やけど、原因究明へ

 土浦市で二十六日夜に開かれた「第八十八回土浦全国花火競技大会」で、花火が観客席近くで爆発し、男性(43)が右手の指や首に軽いやけどを負う事故があり、土浦署は二十七日、原因究明のため現場を調べた。

 昨年の大会でも、花火が観客席近くに流されて爆発し、十一人が軽いやけどを負い、打ち上げを中止した事故があった。

 市によると、二十六日午後六時半ごろ、土浦市の桜川河川敷で大会を開催中に、打ち上げ場所から約二百十五メートル離れた観客席近くで花火が爆発したとみられる。やけどを負った男性のほか、女性(44)が目まいや吐き気を訴え、救護所で手当てを受けた。このほか、男児(6つ)と女性(43)の衣服が焦げたという。

 大会は約三十分中断し、安全を確認できたとして再開した。だが、午後八時半の終了までに、火の粉が異常な落ち方をする事故も起き中断があった。

 昨年の大会の事故原因について、市などでつくる実行委員会は「風速、風向き、筒の傾きが複合的に作用した」とした。今大会は、新たにつくった風速の基準を満たしていることを確認し、打ち上げ前に筒の傾きもチェック。打ち上げ場所と観客席の距離も昨年よりも十五メートル離したという。

 市の公式ツイッターには「もう土浦花火は行きません」「二年連続事故とかあり得ない」など厳しい意見が寄せられた。

 市商工観光課の皆藤秀宏課長は「ご迷惑をかけ、おわびしたい。事故原因を調べ、対策を講じていきたい」と話した。 (荒井六貴)

 

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