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【茨城】

偕楽園 きょうから有料に 県外客が対象「梅まつり」期間は県民も

ライトアップされた梅林と道=水戸市で

写真

 水戸市の偕楽園の入園が一日から、県外客を対象に有料化される。入園料は高校生以上三百円、小中学生と七十歳以上は百五十円、障害者らは無料。二〜三月の「水戸の梅まつり」期間は県民も対象となる。県は入園料で年約一億三千万円の収入を見込み、施設の魅力向上を図る。

 有料化は本園のみで南側の拡張部は対象外。県民の場合は、運転免許証などを示してもらい確認する。梅まつり期間を除き、早朝の開門から午前九時までは県外客も無料だ。

 偕楽園は兼六園(石川県)や後楽園(岡山県)の日本三名園の中で、唯一入園が無料とされてきた。年間約百万人が訪れ、四割が県外客と推計されている。

 偕楽園は梅の季節に観光客が集中しているため、県は、通年で観光客を呼べる魅力的な施設にする財源にしようと、有料化の方針を打ち出した。

 県民は県税との二重負担になるとして無料のままにする考えだったが、有識者らから疑問の声が上がるなどで、特別なイベントが催されるまつり期間は県民も有料とした。

 偕楽園や周辺の魅力向上に向けた計画策定を、ホテル運営の星野リゾート(長野県軽井沢町)に委託している。 (鈴木学)

◆ライトアップもスタート 4日まで特別演出

 偕楽園が有料化されるのに合わせ、1日からライトアップが始まる。4日までは、音楽などを合わせた特別な演出もあり、カラフルに彩られた梅林や幻想的な竹林などを楽しむことができる。

 ライトアップは、弘道館や水戸芸術館などのライトアップも手掛ける筑波大の逢坂卓郎特命教授(71)が監修した。

 東門から好文亭近くまでの道が色鮮やかなライトで照らし出され、梅林が白く浮かび上がる。表門近くの竹林では、ライトアップのために作られた神秘的な曲が流れる。随所に置かれた水戸藩発祥の水府提灯(ちょうちん)が花を添える。逢坂さんは「偕楽園の素晴らしい空間をいかに光で際立たせるかが課題だった。ぜひ楽しんでもらいたい」とPRする。

 4日までの特別演出は日没から午後9時まで見られる。5日以降は梅林のカラー照明や竹林の音楽による演出はないが、日没から午後6時までライトアップされる。 (水谷エリナ)

 

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