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【茨城】

台風19号1カ月 農林水産被害76億円

 県内全域で河川氾濫による浸水などの被害が広がった台風19号から、十二日で一カ月を迎えた。県のまとめで、農林水産業の被害額は七十六億五千三百八十八万円に上り、平成以降の台風では、一九九一(平成三)年九月の台風18号の七十六億六千九百二十四万円に次ぐ被害となった。(宮尾幹成)

 県災害対策本部によると、農作物の被害額は十二億一千三百四十四万円。最多はハクサイ(約二億七千六百万円)で、ネギ(約二億三千九百万円)、ソバ(約九千万円)、大豆、イチゴなどが続いた。

 ビニールハウスなどの農業用施設は四億三千九百六十七万円、農地や水路などは五十二億一千万円、山地など林業関係は六億七千七百七十万円、漁港など水産業関係は一億一千三百七万円の被害だった。

 人的被害は、桜川市と大子町で各一人の死者が出たほか、常陸大宮市で一人が行方不明、十三市町で二十人が重軽傷。避難所は十二日現在、水戸市、常陸大宮市、大子町の四カ所に設置され、二十四世帯四十一人が生活している。

 建物の被害は、全壊が九市町で二百八十七棟(うち住宅は百四十六棟)、半壊が二千二百八棟(住宅千四百六十二棟)、一部損壊が千二百七十九棟(住宅千二十九棟)となっている。

 十月十三日のピーク時で、断水は五市町の約二万七千六百戸、停電は三十市町村の約五万三千六百軒。

 河川は、那珂川や久慈川とその支流の計十二カ所で堤防が決壊したのをはじめ、百三十カ所で水があふれるなどの被害が発生。交通インフラでは、常磐道水戸北スマートインターチェンジ(IC)が水没し、JR水郡線袋田−常陸大子で橋梁(きょうりょう)が流された。ともに復旧には時間がかかる。

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