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【茨城】

都労委に救済申し立て JR東水戸地本 勤務中喫煙 労組脱退強要か

「闘い抜こう」と語り掛ける鈴木三男執行委員長代理=水戸市で

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 勤務中の喫煙などを理由に、上司から労働組合の脱退を迫られたのは、労働組合法で禁止されている「不当労働行為」に当たるとして、JR東日本傘下のジェイアールバス関東(本社・東京都)の三十代男性社員らが、東京都労働委員会に救済を申し立てた。申し立ては十一日付。

 社員と、水戸市の東日本旅客鉄道労働組合(JR東労組)の水戸地方本部が申し立てた。

 申立書によると、福島県内で勤務していた男性は昨年十一月、勤務中の喫煙や携帯電話での会話を上司からとがめられた際、所属する水戸地本について「俺が納得する書類(脱退届)を出せ。そしたら握ってやる」などと脱退を強要された。

 翌日、男性が「なぜ辞めなければならないのか」と問うと、上司は「おまえが辞めれば、下手すりゃ何人かがバタバタいく」と、さらなる組合員の脱退を画策していることを明らかにしたという。

 男性は喫煙などを反省し、処分を受け入れることを明らかにして脱退を拒否した。今年八月に出勤停止三十日の処分を受けた。

 水戸地本は十二日夜、水戸市内で緊急集会を開き、鈴木三男執行委員長代理が組合員百二十人に、「全組合員の思いと決意を受け止め、救済申し立ての勝利に向けて断固闘い抜こう」と語り掛けた。

 ジェイアールバス関東は「申し立て内容の詳細を確認しているところで、コメントは差し控える」としている。 (松村真一郎)

 

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