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【茨城】

病院が意外な人気施設 職員、経営貢献も勤務が不規則…

撮影に貸し出されることが多くなった水戸赤十字病院の病棟フロア=いずれも水戸市で

写真

 県内の主要ロケ地は(1)常陸大宮市の採石場(2)笠間市の筑波海軍航空隊記念館・こころの医療センター(3)大洗町の大洗サンビーチ−だが、隠れた人気ロケ地が病院だ。

 水戸市三の丸三の水戸赤十字病院も受け入れている一つで、この二年ほどで約二十作品に上るという。

 病院の調度管財課の後藤満博さんと白土友揮さんによると、病棟の一フロアが十年ほど前に閉鎖になり、ナースステーションや計約六十床の病室が貸せる状態になった。以前は別の部署の担当で、部署間の調整が難しいなどで年に一作程度で貸していたが、調度管財課で管理するようになってから、調整が円滑になり数が増えた。撮影は外来が休みの土日中心だが、フロアは患者らに迷惑をかけないよう遮蔽(しゃへい)できるため平日も可能。土日は外来ロビーや、予定がない時に手術室などの撮影も受けている。病院は医療作品に加え刑事ドラマなどでも使われる上、複数箇所でロケができるとあって撮影希望は多いという。

 後藤さんは「地域振興になればとの思いで受けている。賛成する人ばかりではないと思うが、幹部の理解も得て納得してもらっていると思う」と話す。

 利用は、有料(八時間以内十万円。延長一時間ごとに二万円)にしたため経営にも貢献しているが、トラブル防止のための立ち会いで、勤務は不規則になりがち。そこが悩みだという。

 

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