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【茨城】

師走の空に「第九」響け 8日、水戸で2公演 市民450人が出演

本番を控え、練習に熱が入る参加者ら=水戸市の水戸芸術館で

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 市民の歌声でベートーベンの名旋律を水戸の冬空に−。「歓喜の歌」として知られるベートーベンの交響曲第九番の終楽章を野外で歌い上げるイベント「水戸の街に響け!300人の《第九》2019」が八日、水戸市五軒町の水戸芸術館前広場で開かれる。芸術館内のコンサートホールで三十日、本番を想定したリハーサルがあった。

 一九九九年にバリトン歌手の故・畑中良輔さん(元水戸芸術館音楽部門芸術総監督)の発案で始まったイベントで、今年が十九回目。五歳から八十八歳までの約四百五十人が集まり、九月から月二回のペースで特訓を重ねてきた。

 この日は、指揮を担当する県合唱連盟理事長の打越孝裕さん(63)の指導により、音楽全体の流れなどを最終チェック。タクトを執るのが七回目となる打越さんは「常連の参加者も増え、演奏のレベルは底上げされてきた。良い出来栄えです」と太鼓判を押す。

 アルト(女声の低い音域)を担当する水戸市の佐々木静江さん(79)も常連の一人。「大空の下で歌うのは、何回経験しても気持ちいい」と本番を心待ちにする。

 「第九」はベートーベンが一八二四年に作曲した交響曲。ドイツ語で歌われる終楽章は、人類愛をたたえ世界平和を願う名曲で、日本では師走の風物詩としても親しまれている。

 演奏は八日の正午からと午後一時半からの二回で、いずれも入場無料。悪天候の場合はコンサートホールで行う。問い合わせは水戸芸術館=電029(227)8111=へ。 (宮尾幹成)

 

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