東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 茨城 > 記事一覧 > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【茨城】

LGBTカップルOK 潮来市の「嫁入り舟」 市長「できる限り受け入れる」

沿岸の観光客らから祝福を受けながら前川を進む嫁入り舟=5月、潮来市で

写真

 潮来市は、初夏の風物詩「嫁入り舟」に応募してきたのが性的少数者(LGBTなど)のカップルでも受け入れる方針を打ち出した。原浩道市長は十一月二十八日の定例会見で「(LGBTなどのカップルから)応募があれば実施方法を検討し、できる限り受け入れたい」と表明した。

 同市は、県が七月からLGBTカップルに受領証を交付する「パートナーシップ宣誓制度」を始めたことを受け、十月一日以降、受領証を持ったカップルが市営住宅への入居を申請できるようにした。十一月五日からは、印鑑登録証明書の性別記載欄をなくすなどの支援策も実施している。

 嫁入り舟は「水郷潮来あやめまつり」の恒例行事で、花嫁が舟で嫁ぎ先に行く風習を再現する。新婚や結婚直前の新婦は白無垢(むく)を着て手こぎ舟で市内を流れる前川を進み、常陸利根川との合流地点近くで待つ新郎の元へ向かう。

 まつりは毎年五月下旬〜六月下旬に市あやめの水郷潮来あやめ園で開かれ、嫁入り舟は水、土、日曜に運航される。今夏は国内外から五十五組の応募があり、二十九組が体験した。市産業観光課によると、これまでLGBTカップルの応募はなかった。

 来年のまつりは五月二十二日〜六月二十一日の予定。嫁入り舟の参加者は来年一月末まで募集している。募集組数は二十九組で費用は十二万円。問い合わせや申し込みは市産業観光課=電0299(63)1111=へ。 (水谷エリナ)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報