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【茨城】

ふるさと納税 おせち届かず 筑西市長「心からおわび」

ふるさと納税の返礼品のおせち配送中止問題で記者会見し、頭を下げる須藤市長(右から2人目)ら=筑西市役所で

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 筑西市がふるさと納税の返礼品にしていたおせちの製造が間に合わず、配送を取りやめた問題で、市は六日、市役所で記者会見を開き、須藤茂市長が「本市に納税をいただいている方、市民に大変な迷惑や心配をおかけし、心からおわび申し上げる」と謝罪した。

 市によると、製造元の小野瀬水産(同市)に発注したおせちは二千百八十三件(寄付総額七千五百五十八万五千円)。六日現在、このうち三百五十八件(寄付総額二千七十三万五千円)が配送中止になったほか、九十三件の配送に遅れが出たことが分かった。

 おせちは昨年十二月三十一日の午前中に寄付者へ届けられる予定だった。市が前日に発送状況を確認した際は同社から「問題なし」との報告があったが、三十一日午後から「返礼品が届かない」と寄付者からの問い合わせが相次いだ。

 同社に確認したところ、配送に遅れが出ていることが判明。一日午前三時ごろに職員が同社を訪れると、「これ以上の生産、発注の対応ができない」との報告があった。これを受けて市は電話などで対象者に連絡。三日には配送の遅れや中止があった対象者にわび状を送付した。

 市は今後、寄付金の返金や別の返礼品との交換を視野に対応を検討する。おせちの製造が間に合わなかった原因なども調査する。

 同社はおせち以外にプリンやスイートポテトなどの返礼品も製造していたが、三日、「自粛したい」として既に受注していた計四十五件(寄付総額八十二万四千円)の配送中止を申し入れた。市は今後、対象者に連絡する。 (水谷エリナ)

小野瀬水産が生産するおせちの一種(小野瀬グループのホームページより)

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