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【茨城】

東海村議選 きょう投開票 東海第二巡り最後の訴え

 日本原子力発電東海第二原発が立地する東海村の村議選(定数18)が19日、投開票される。山田修村長が東海第二の再稼働の事前同意を求められた際、議会の意向が一つのポイントとなる。選挙戦最終日の18日、最後の訴えに回る候補者たちの、再稼働に関する主張に耳を傾けた。 (水谷エリナ)

 午前十時半から午後四時半までJR東海駅東口近くで候補者を待った。小雨も降る厳しい寒さの中、立候補した二十一人のうち約十五陣営がマイクを握った。

 午前十一時十五分ごろ、まず演説したのは再稼働に反対する現職。「新しい議会は、再稼働ストップと明確に判断できる議会にしなければならない」と語り、支持を呼び掛けた。

 正午すぎには、賛成派の新人が選挙カーで駅ロータリーを一周。運動員が「原子力を推進している」と候補者を紹介するアナウンスを繰り返したが、再稼働には直接言及せず「豊かな東海村にするためには、原子力産業の推進が不可欠だ」と述べた。

 その後、反対派の現職二人が相次いで訪れ、一人は「広域避難計画の策定が困難で、村の防災計画は事業者や国の責任に触れていない」と再稼働反対を主張。もう一人は「村は原発に依存して豊かになったが、福島第一原発事故で原発が、いかに危険かを知った。原発に依存しない村をつくる時代になった」と訴えた。

 ほかの候補者は選挙カーから支持を求めたり街頭に立ったりしたが、再稼働には触れなかった。

 本紙の取材で、東海第二の再稼働の是非を巡る現職二十人の勢力図は、賛成が八人、反対・慎重が五人、態度を明らかにしていないが七人だった。

 

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