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【茨城】

きらめく干しいもは? ひたちなかの品評会 大勢の来場者が舌鼓

干しいもを試食する来場者=いずれもひたちなか市で

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 県の特産品で、日本一の生産量を誇る干しいもの品評会の審査結果が19日、ひたちなか市内で発表された。市内の2生産者が金賞を受賞し「励みにしたい」などと喜んだ。上質な干しいもを食べ比べできるとあって、会場は大勢の来場者が訪れ、舌鼓を打った。 (松村真一郎)

 ひたちなか市、那珂市、東海村の三市村の生産農家や農業関係者などでつくるひたちなか・東海・那珂ほしいも協議会によると、県内では、明治時代から干しいも作りが始まり、三市村では、六百軒が干しいも作りに取り組み、全国の生産量のうち約九割を占めるという。

 品評会は、協議会が二〇〇八年から開き、今回で十三回目。「たまゆたか」「紅はるか」「(二品種以外の)希少品種」と、品種別で部門が分けられている。

 十五日に、ひたちなか市役所で開かれた一次審査には、衛生面や適正な品質表示などの要件を満たした「ほしいも三ツ星生産者」の認定を受けた三十八軒から、六十一品目が出品された。ひたちなか市新光町の商業施設「ファッションクルーズ ニューポートひたちなか」で開かれた十八日の本審査には、一次審査を突破した十五品目が並び、約二千人の一般客が試食し、おいしさを三段階で評価。評価が高かった順から、金賞、銀賞、銅賞を選んだ。

 十九日にニューポートひたちなかで発表された審査結果は、たまゆたかと希少品種の二部門はクロサワファームが、紅はるか部門は川又農産が、それぞれ金賞に輝いた。ともに市内の生産者だ。

 クロサワファームの黒沢武史さん(41)は、今年は暖冬の影響で甘さが抑えられたといい「出来栄えが心配だったが、金賞をいただけてほっとした」と語った。川又農産の川又正一さん(44)は「いい干しいもを作るために工夫してきたので、受賞を励みに、これからもおいしさを生み出すための試みをしていきたい」と話した。

 試食会はこの日もあり、大勢の来場者でにぎわった。つくば市から訪れた無職の北沢康男さん(67)は「スーパーで買う干しいもとは食感が違うし、とてもおいしい」と笑顔を見せた。

紅はるか部門で金賞を受賞した川又さん

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たまゆたか部門と希少品種部門で2冠に輝いた黒沢さん

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