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【茨城】

水彩で描く「花の物語」 県近代美術館で「バーン=ジョーンズ特集」

エドワード・バーン=ジョーンズ「黄金の門」

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 県近代美術館(水戸市千波町)が所蔵作品展「夢と幻想の画家 エドワード・バーン=ジョーンズ『フラワーブック』特集」を開いている。十九世紀後半の英国を代表する画家エドワード・バーン=ジョーンズ(一八三三〜九八年)の水彩画群を元に制作された「フラワーブック」全三十八点を一堂に集めた。二月二十四日まで。

 バーン=ジョーンズの水彩画群には花自体は登場せず、花の名前からイメージした神話や聖書の物語が主題になっている。死後、写真を原板とする印刷技法「コロタイプ」で複製され、「フラワー・ブック」として一九〇五年に三百部限定で刊行された。その一部が水戸市在住のコレクターから寄託され、今回初めて公開された。

 各作品とも直径一六・六センチの小さな円形の中に神秘的な世界が広がっている。「黄金の門(Golden Gate)」は、題名がユリ科のイエロー・デイリリーの通俗名。バーン=ジョーンズはこの名前から天地創造神話を導き出している。

 十九〜二十世紀のフランスの風景や人々の暮らしを名画でたどる所蔵作品展「フランス時間旅行」も二十六日まで開催中。月曜休館(月曜が祝日の場合は翌日休み)。

 問い合わせは美術館=電029(243)5111=へ。 (佐藤圭)

 

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