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【茨城】

茨城空港→東京直行バスの補助中止 県、新年度方針

 大井川和彦知事は二十二日の定例記者会見で、茨城空港から東京への直行バスに県が出していた補助を本年度で取りやめる方針を明らかにした。補助により、航空機利用者は都心まで片道五百円(航空機利用者以外は片道千五百三十円)で乗れたが、補助がなくなり利用料金が値上げされる可能性がある。

 知事は、利用者が県内で消費することなく、東京に直行することを懸案として挙げ、「県民の税金を使って東京観光する人たちに補助することに問題があると考えている」と言及。今後は予算を県内の周遊ルートに振り向け、「県内の周遊客確保に政策としてかじを切りたい」と語った。

 県空港対策課によると、直行バスは一日最大八往復、片道所要時間一時間半〜二時間半で茨城空港と東京駅を結んでいる。補助は年七千五百万円。二〇一八年度の利用者は約十一万八千人だった。東京圏の利用者の誘導や認知度を高める目的で、開港直後から続けてきたという。

 会見で、「利用者数への影響は」との質問に、知事は「ほとんどないと思う」と回答。バスで直行の場合、都心へは時間的に成田空港とあまり変わらないとして「時間的に成田と遜色なければ、補助なしになったとしても競争力が大きく損なわれることがないと思う」と述べた。

 新年度からの東京直行バスの本数や料金は、バスを運行する関東鉄道と協議中としている。関東鉄道自動車部は取材に「料金はまだ決まっていない。検討している」と話した。 (鈴木学)

 

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