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【茨城】

笠間で撮影 長崎が舞台の映画 茨城3部作の松村監督

高島礼子さん演じる鹿(右)と黒谷友香さん演じる忍の対話シーンの撮影=笠間市で

写真

 太平洋戦争末期の一九四五年八月九日に原爆を投下された長崎を舞台にした映画「祈り−幻に長崎を想(おも)う刻(とき)−」(松村克弥監督)の撮影が笠間市などで進められている。戦後七十五年となる今年の秋ごろ公開予定。本県を舞台にした「茨城三部作」のメガホンを取ったことで知られる松村監督は「すばらしい演技、映像ができていると思う」と手応えを表現する。(水谷エリナ)

 映画は劇作家の田中千禾夫(ちかお)さんの代表作「マリアの首」が原作。浦上天主堂を保存するか否かが物議となった戦後の長崎を舞台に、戦争の記憶と傷痕を残そうと、壊れたマリア像をひそかに盗み集める鹿(高島礼子さん)と忍(黒谷友香さん)を描く。

 笠間市の筑波海軍航空隊記念館であったロケが二十四日、報道陣に公開された。記念館は、劇中で鹿が働く病院として登場する。

 松村監督は県ゆかりの三作品「天心」(二〇一三年)、「サクラ花−桜花最期の特攻−」(一五年)、「ある町の高い煙突」(一九年)を手掛けてきた。

 「また茨城で撮影できてうれしい。記念館をどう作品で展開するか楽しみにしてほしい」と話す。

 

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