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【茨城】

有料化後初、水戸の梅まつり開幕 「維持費に」…来園者は理解

赤や白、ピンクの花が咲き誇る梅林=いずれも水戸市の偕楽園で

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 日本三名園に数えられる偕楽園(水戸市)で15日、有料化後初の「水戸の梅まつり」が開幕した。入園料の徴収で懸念された料金所付近の混雑はなかった。来園者からは「園を維持するために有料化は必要だ」と理解する声が上がった。 (水谷エリナ)

 梅まつりは、市や県、水戸観光コンベンション協会などでつくる水戸の梅まつり実行委員会が主催し、今年で百二十四回目。偕楽園が昨年十一月から県外客を対象に有料化(大人三百円、小中学生と七十歳以上百五十円)され、三月二十九日までの期間中は県民も有料だ。

初日は大きな混雑がなかった東門料金所付近。左奥が東門

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 園を管理する県は、常設の料金所四カ所に加えて臨時の料金所三カ所を設置したほか、午前九時から午後五時まで入退園の門を分けた。これが功を奏したのか、JR偕楽園臨時駅に近い東門でも人が滞留することはなかった。

 園内には約百種、三千本の梅が植えられ、今年は暖冬の影響で十四日現在、約四割の九百六十八本が開花。コンベンション協会によると、例年、梅は二月下旬から三月上旬にかけて見ごろのピークを迎えるが、「まつりが終わるまでもつかどうか」と気をもむ。

 さらに心配なのが新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の感染拡大。料金所に消毒液を設置するなどの対策を講じたが、協会職員は「有料化の影響もあるのか、例年より客が少ない印象」と語る。

来園者に記念品を渡す水戸の梅大使

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 オープニングセレモニーには、水戸市の高橋靖市長や「水戸の梅大使」が出席。梅大使らは来園者に水のペットボトルなどの記念品を配布した。来園者は写真を撮ったり、弁当を食べたりして楽しんでいた。

 水戸市の会社員松下利江さん(56)は有料化について「無料のままの方がいいけど、これだけの手入れにはお金がかかるから仕方ないかな」と理解を示した。

 東京都大田区から夫婦で訪れた会社員の谷山昌義さん(67)は「(入園料は)たかが三百円なので維持費に充ててもらった方がいい」と話した。

 

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