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【茨城】

県支援ベンチャーのロケット 茨城沖から打ち上げ成功!

県沖で打ち上げられた小型ロケット=24日午後0時20分ごろ((c)ASTROCEAN提供)

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 県は二十五日、支援した宇宙ベンチャー企業「アストロオーシャン」が県沖の海上で小型ロケットの打ち上げに成功したと発表した。関係者によると、目標の高度五キロに到達したかどうかは機器の不具合で不明だが、二十秒ほどの上昇時間から三、四キロと推測される。 (鈴木学)

 ロケットは全長二・八五メートル、重さ十七キロ。県科学技術振興課によると、打ち上げは二十四日正午すぎ、日立市の東約八十キロの船上で行った。二月の県沖は海が荒れる時期だが、風速二メートル程度、波も高さ一、二メートルほどと絶好の条件だった。

 アストロオーシャンの森琢磨CEOは「ロケットや射場の大型化を図りながら、今年中には(高度百キロの)宇宙空間に到達する打ち上げを実施したい」とコメント。ロケットを製作した筑波大の学生団体「ステップ」代表の相沢慧さん(19)は「データがとれなかったなど改善点はあるが、洋上打ち上げが可能と分かったことは大きな成果だ」と喜んだ。

 県はつくば市に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の拠点があることを強みに、関連ビジネスの支援に力を入れている。

 小型人工衛星を運ぶロケットと射場は不足しているとされ、今回の試みは、新たな宇宙ビジネス創出を支援する「いばらき宇宙ビジネス事業化実証プロジェクト」に採択した。陸上の打ち上げは安全審査が厳しいといい、県沖の海上を一つの打ち上げ拠点にしたい考えだ。 

 

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