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【茨城】

<新型コロナ>公的施設、軽症者に つくば市と県、4カ所で受け入れ

軽症や無症状の感染者の受け入れ施設として提供される宿泊棟=つくば市で

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 新型コロナウイルス感染者の病床を確保しようと、大井川和彦知事は六日、県とつくば市の公的四施設に無症状者や軽症者を受け入れることを明らかにした。計約百六十室を利用する。

 県内の重症者受け入れのベッドは四十床で、厳しくなりつつあるという。公共施設の利用開始について、知事は「今週の早い段階からスタートしたい」としている。民間の宿泊施設にも協力を要請している。

 つくば市によると、市営のキャンプ場「豊里ゆかりの森」の宿泊棟を提供。三十八の各部屋にベッドがあり、約三部屋に一つずつトイレと風呂を備える。現在は外出自粛を受けて一部を閉鎖しているため、すぐに提供することができる。

 受け入れ施設にする場合は、県が運営する。見守りとケアをする医療機関との連携も準備を進めていて、他の施設の提供も可能か検討している。

 五十嵐立青市長はこの日の会見で「今が危機的状況なのに、ホテルでの受け入れは現実的には風評被害の懸念などで難しい。公共施設なら倒産の心配は不要で、各自治体が提供すれば一定のベッドがすぐに確保できる」と述べた。

 日本財団が三日、つくば市南原の研究施設跡に約九千床の軽症者滞在施設を建設する、と発表したことに、五十嵐市長は「事前の連絡や調整はなかった。住民理解の過程を構築するのは極めて困難」と不快感を示した。(鈴木学、宮本隆康)

 

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