東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 囲碁・将棋 > ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【囲碁・将棋】

高雄茉莉さん、囲碁の高校生女流棋士に

プロ入りする高校生高雄茉莉さん

写真

 四月一日付で、囲碁の高校生女流棋士となる。日本棋院が創設した「女流特別採用推薦棋士」制度の一期生。中部総本部(名古屋市)の候補者決定リーグ戦で一位となり、採用が決まった。「囲碁は強い相手ほど実力を出せるのが魅力。女流タイトルを獲得し、世界で戦える棋士を目指したい」

 六歳で囲碁を始め、中学二年生でプロ候補の院生に。平日は碁会所、土日は研修で腕を磨いた。指導する碁会所中村本因坊(同市)の趙錫彬(チョウソッビン)席主(36)は「センスがよく伸び伸びと打つ」と評する。現在、愛知県立中村高校二年生。

 一月のリーグ戦では院生三人と四局ずつ戦い、九勝三敗の好成績を収めた。二位で同じくプロとなる羽根彩夏(あやか)さん(16)は長年の好敵手で、リーグ戦も二勝二敗。切磋琢磨(せっさたくま)は続きそうだ。新制度で女流棋士が増えていく未来を見据え「勝つしかない」と力を込めた。

 一方で「プロになれて親を安心させられたかな」とほほ笑む。口にしたのは、幼い自分を囲碁と出合わせ、応援し続けてくれた母・響子さん(52)への感謝。「一週間、毎日お弁当を作ってくれた。支えてくれてありがとう」。名古屋市千種区在住。

(谷口大河)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報