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【囲碁・将棋】

最年少10歳・菫さん「悔しい」 囲碁公式戦、初陣黒星

デビュー戦に敗れ、感想戦で対局を振り返る仲邑菫初段=22日、大阪市の日本棋院関西総本部で

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 囲碁の最年少プロ、仲邑菫(なかむらすみれ)初段(10)が二十二日、大阪市の日本棋院関西総本部で公式戦初対局に臨み、同じく四月にプロ入りの大森らん初段(16)に百七十四手で黒番中押し負けした。

 十歳一カ月でのデビュー戦で藤沢里菜女流三冠(20)の最年少対局記録(十一歳八カ月)を塗り替えた。最年少勝利記録の更新は次戦以降に持ち越しされた。

 対局後、約百人の報道陣に囲まれて記者会見した仲邑初段は「緊張してあまりうまく打てなかった。悔しい」と言葉少な。立会人の後藤俊午(しゅんご)九段(52)は「途中まで好勝負だったが、勝負どころで大森初段がうまく打った」と総括した。仲邑初段は「後半がうまくいかなかった」と振り返り、次戦は「緊張しないよう頑張りたい」と語った。

 この日はテレビ棋戦の竜星戦の予選で、持ち時間各一時間。いつもは放送されない予選だが、ネットやCS放送で異例の生中継に。

 仲邑初段はいすに座っての対戦。足が床に届かないため足置き台が置かれた。対局前は硬い表情で盤上を見つめていたが、後藤九段の携帯電話が開始直前に鳴るハプニングに、笑みを浮かべる一幕もあった。

 仲邑初段は、プロ棋士の仲邑信也(しんや)九段(46)の長女。日本棋院が新設した「英才枠」の第一号として、今月一日付でプロ入りした。

 (樋口薫)

 

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