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【囲碁・将棋】

里見四冠が先勝 女流王位戦

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 将棋の渡部愛(わたなべまな)女流王位(25)に里見香奈女流四冠(27)=女流王座、女流名人、女流王将、倉敷藤花=が挑む第三十期女流王位戦五番勝負(中日新聞社主催)の第一局が二十五日午前九時、兵庫県姫路市の旅館「夢乃井」で指され、午後六時四十一分、先手番の里見が百三十一手で先勝した。

 持ち時間各四時間のうち残りは里見二十九分、渡部一分。第二局は五月八日、北海道帯広市の「とかちプラザ」で指される。

 タイトル初防衛を目指す渡部と、二期ぶりの復位を期す里見。振り駒で先手となった里見は中飛車、渡部は居飛車を選び、対抗形の戦いとなった。里見は銀冠、渡部は穴熊に組んだ。

 渡部の7六歩(七十四手目)から両者激しい攻め合いに。里見が5六桂(九十一手目)で角金両取りをかけると、渡部は4二角(九十二手目)と受けに回り、形勢が傾いた。渡部も懸命に粘ったが、最後は里見が即詰みに仕留めた。

 立会人の若松政和八段は「中盤は熱戦を展開し、いい将棋をつくってくれた。渡部さんの7五角打(八十八手目)は勝負手でよく頑張ったものの、最後は里見さんが鮮やかな寄せをみせた」と評している。

◆4二歩成で勝ちに

 <里見香奈女流四冠の話> 中盤、本当はゆっくりしたかったのですが、4五歩(六十三手目)と仕掛ける展開になり、攻め合いになって終盤に入ったところは自信がなかったです。勝ちを意識したのは、最終盤の4二歩成(百二十三手目)です。

◆寄せに誤算あった

 <渡部愛女流王位の話> 序盤は後手番なら不満のない展開かと思います。中盤は相手の攻めをかわせるかと思ったが、どこかで間違えたようにも思います。終盤は4二角(九十二手目)で、想定の寄せの順に進めないという誤算がありました。

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