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【囲碁・将棋】

渡部勝ちタイ 女流王位戦第2局

女流王位戦第2局で勝ち、対局を振り返る渡部愛女流王位=8日、北海道帯広市で

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 将棋の渡部愛(わたなべまな)女流王位(25)に里見香奈女流四冠(27)=女流王座、女流名人、女流王将、倉敷藤花=が挑んでいる第三十期女流王位戦五番勝負(中日新聞社主催)の第二局が八日、北海道帯広市の「とかちプラザ」で指され、午後六時三十九分、九十一手で先手番の渡部が勝ち、一勝一敗のタイにした。

 持ち時間各四時間のうち、残りは渡部十分、里見一分。第三局は二十九日、福岡県飯塚市の「旧伊藤伝右衛門邸」で行われる。

 里見が先勝し、渡部の出身地の帯広で迎えた本局。渡部の居飛車に対し、里見は四間飛車から中飛車に振り直す出だしとなった。

 渡部の5五歩(二十三手目)から中央で戦いが起き、里見は9五歩(四十四手目)と9筋から反撃。激しい攻め合いとなった。

 渡部は5筋を、里見は9筋をそれぞれ突破したが、渡部は6九玉(六十三手目)から里見の攻めをかわし、2二歩(七十一手目)と打って優勢に。里見も懸命な粘りを見せたが、渡部が7四桂(八十三手目)から寄せ切った。

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 立会人の木村一基九段は、「序盤は里見女流四冠がやや良かったが、中盤の渡部女流王位の9三歩から5四歩あたりが勝負手で、流れを引き寄せた」と評した。

◆7四桂から勝ち意識

 <渡部愛女流王位の話> 2四歩(二十一手目)から5五歩(二十三手目)の仕掛けは無理だったかも。その後、形勢が良くなったと思いますが、後手からもいろいろな手があって、大変でした。7四桂(八十三手目)からの寄せが見えて、勝ちを意識しました。

◆端攻め、自玉が薄く

 <里見香奈女流四冠の話> 先手から仕掛けてくる筋をあまり考えていなかった。こちらの駒組みが立ち遅れているのでどうかなと。その後、9筋から強引に動いたが、こちらの玉も薄くなるので難しかった。最後はちょっと差がついてしまいました。

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