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【囲碁・将棋】

杉本八段「若者に体力で勝つ」 昇段・昇級祝う会、弟子の藤井七段も祝福

祝賀会で師匠の杉本昌隆八段(右)に花束を贈る藤井聡太七段=9日、名古屋市中区で

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 名古屋市在住の将棋プロ棋士杉本昌隆八段(50)の昇段と昇級を祝う会(日本将棋連盟東海普及連合会主催)が九日、市内のホテルであった。今年になってまな弟子の藤井聡太七段(16)=愛知県瀬戸市=に負けない活躍を見せている杉本八段。藤井七段から祝福の花束を受け取り、「若い棋士に体力で勝ちたい」と意気込みを新たにした。

 杉本八段は二月、「七段昇段後に公式戦百九十勝」の規定を満たし八段になった。三月には順位戦のC級1組を突破してB級2組に昇級。ベテランとして異例の返り咲きを果たした。今期はここまで負けなしで、棋王戦では藤井七段があと一歩届かなかった本戦への出場を決めている。

 “藤井七段の師匠”として全国区になった杉本八段だが、好調のきっかけは「弟子の活躍で注目されるのは恥ずかしい」と感じたことだ。プロを目指して挑む他の弟子たちの姿にも、大いに触発されたという。

 藤井七段も師匠と共に記者会見に出席。「プレーヤーとしては自分自身が一番大切。刺激をもらいつつ上を目指して頑張りたい」と前を向いた。

 今後杉本八段は棋王戦、藤井七段は竜王戦で、それぞれ初タイトルへの挑戦権を狙う。藤井七段は「棋士同士なので、直接応援することはない」としつつ、「自分が師匠の刺激になれたのならば、少し恩返しできたのかなと思います」とはにかんだ。

 (岡村淳司)

 

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