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【囲碁・将棋】

ハニカミ10歳プロ初勝利 仲邑初段が最年少更新

史上最年少で公式戦初勝利を挙げ、笑顔で記者会見する仲邑菫初段(右)。左は敗れた田中智恵子四段=8日午後、大阪市の日本棋院関西総本部で

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 四月に史上最年少でプロ入りした囲碁の仲邑菫(なかむらすみれ)初段(10)が八日、プロ公式戦二戦目で初勝利を挙げた。十歳四カ月での達成で、藤沢里菜女流三冠(20)の持つ最年少勝利記録(十一歳八カ月)を更新した。

 仲邑初段は、大阪市の日本棋院関西総本部であった「女流棋聖戦」の予選で、ベテランの田中智恵子四段(67)と対局。勝負どころで相手の失着を見逃さず、百四十六手までで白番中押し勝ちした。

 終局後の記者会見で多数のカメラに囲まれた仲邑初段は「勝ててうれしかった」と、はにかんだ様子で語った。八月に予定されている次戦について「勝ちたいか」と聞かれ、無言のまま笑顔でうなずいた。敗れた田中四段は「幼いのに冷静な碁を打つ」と感心しきり。第一人者・井山裕太天元(30)=四冠=の師匠でもある立会人の石井邦生九段(77)は「井山君が十歳の時よりも強い」と太鼓判を押した。

 仲邑初段は、国際戦で中韓に後れを取る日本棋院が才能のある小学生を育成するため新設した「英才特別採用推薦棋士」の第一号。

 

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