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【囲碁・将棋】

豊島名人就位式 「実績積み上げる」

中部地方で初めて名人位に就き、推戴状を手にする豊島将之名人=19日午後、東京都内で

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 将棋の第七十七期名人戦で、中部地方出身者で初となる名人位を獲得した豊島将之名人(29)=王位、愛知県一宮市出身=の就位式が十九日、東京都内のホテルで開かれ、棋界関係者やファンら四百八十人が祝福した。

 豊島名人は、佐藤天彦前名人(31)に挑んだ七番勝負で四連勝、ストレートでタイトルを奪取した。日本将棋連盟の佐藤康光会長から推戴状を受け取り「名人戦は子供のころからの憧れだったが、簡単ではなかった。積極性や粘り強さ、構想力が問われる戦いだった」と振り返った。今後について「名人として総合的な活躍が求められる。タイトル防衛や挑戦、棋戦優勝などの実績を積み上げたい」と活躍を誓った。

 豊島名人が五歳で大阪に転居後、将棋を教えた指導棋士七段の土井春左右(はるぞう)さん(83)=大阪府泉佐野市=も登壇し、「本当にうれしい。研さん努力し(通算五期獲得で名乗れる)永世名人の座についてほしい」とエールを送った。

 豊島名人は現在、第六十期王位戦七番勝負(中日新聞社主催)で木村一基九段(46)の挑戦を受け、防衛戦に臨んでいる。先勝を挙げて迎える第二局は三十、三十一日に札幌市内である。

 (世古紘子)

 

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