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【囲碁・将棋】

豊島、初防衛へ王手 王位戦第5局

感想戦で対局を振り返る豊島将之王位=28日午後、徳島市で

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 将棋の豊島将之王位(29)=名人=に木村一基九段(46)が挑む第六十期王位戦七番勝負(中日新聞社主催)の第五局は二十八日午前九時から徳島市の渭水苑(いすいえん)で指し継がれ、午後五時十六分、先手番の豊島が百三十一手までで勝ち、対戦成績を三勝二敗としてタイトル初防衛に王手をかけた。

 持ち時間各八時間のうち残りは豊島一時間八分、木村四十六分。第六局は九月九、十の両日、神奈川県秦野市の「元湯 陣屋」で行われる。

 角換わり腰掛け銀の戦型から早々と戦いになった本局。二日目は豊島の封じ手2四歩(八十三手目)で始まり、木村の7六歩(九十手目)に豊島が手抜きで攻め合って激戦となった。豊島は1五歩(百九手目)から端を攻め、香を捨てて1四金(百十三手目)と肉薄。木村も1一香(百十四手目)から2三歩(百二十手目)と防戦した。しかしここで豊島の5五銀(百二十一手目)が厳しい一手となり、攻めの本領を発揮して寄せ切った。

 立会人の谷川浩司九段(57)は「豊島ペースの流れから、1筋で香を捨てて1四金がぴったりの攻め。その後、5五銀が決め手になった」と総括した。

◆4四銀でいけると

 <豊島将之王位の話> 二日目に入ってからの攻防で、良くなる順があったかもしれないですが、6八金(百七手目)ではおかしいような気もしました。終盤の4四銀(百二十三手目)でいけると思いました。

◆苦しい時間が多く

 <木村一基九段の話> 実戦の仕掛けの攻防はやってみたい作戦でしたが、空振りだったかも。結局、3九の馬や3八の成桂が残ってしまったので、失敗したような気がします。苦しい時間が多かったですね。

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