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【囲碁・将棋】

許勝ち、あと1勝 囲碁・天元戦第3局

天元戦第3局を制した許家元八段=22日、福岡県久留米市で

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 囲碁の井山裕太天元(30)=棋聖、本因坊、王座=に許家元八段(21)が挑んでいる第四十五期天元戦五番勝負(中日新聞社主催)の第三局が二十二日午前九時から、福岡県久留米市のホテルマリターレ創世久留米で打たれ、午後四時五十六分、黒番の許が百五十七手で中押し勝ちした。許は通算二勝一敗で、タイトル獲得まであと一勝とした。

 持ち時間各三時間のうち残りは許一分、井山二分。第四局は十二月九日、兵庫県洲本市のホテルニューアワジで行われる。

 穏やかな序盤戦から、井山の白18(16十一)のハサミで戦いが始まり、右辺の小競り合いで井山がリードした。井山が左辺で打った白54(4八)から左上の攻防になり、許が地を稼いでポイントを挙げた。

 さらに上辺と中央の攻防で、井山が白128(10九)と打ったことで、結果的に右辺の白石が取られた。その代償として井山は左上の黒を攻めたが、許は堅実に生きを確保し、井山の投了となった。

 立会人の坂口隆三・九段(71)は「最初は白の方が面白かったが、中央の戦いで井山天元に読み違いがあったようだ。両者気迫のこもった熱戦だった」と述べた。結果は中日新聞ホームページで紹介している。

◆自信はなかった

 <許家元八段の話> 序盤は石の形が凝ったので自信はなかった。白128(10九)では、一路右の129と打たれていたらよく分からなかったが、実戦はうまくいった。三局を終え、改めて井山先生の強さを感じる。第四局もしっかり準備して全力を尽くしたい。

◆左上の攻防甘く

 <井山裕太天元の話> 白54(4八)までの局面は、形勢はともかく、それなりかと思った。しかし左上の攻防で黒に治まられては甘かったかも。このシリーズは、それなりに打てている部分と反省点がある。あまり悲観せず、第四局に臨みたい。

天元戦第3局投了局面=黒・許家元八段、白・井山裕太天元

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